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藤豆味噌を作った 


2011.10.26 Wed 22:42

 藤の実は一体いつになったら食べられるのか。7月下旬から自宅の藤の実をちょくちょく試食していた。9月15日、このあたりかな、と見当つけて採取した。藤の実は車の屋根に当たってはバラバラと音を立てうるさかったのだ。

 莢を玄翁で割り、実を取り出した。茹で上げた後、皮を剥き、味醂と酒と赤味噌と一緒に煮あげた。なかなか、だけど、油味噌風の方がいいかな。

 この調子で、青紫蘇の実味噌を作った。こっちの方が美味しいかもしれない。まあ、好みですけど。さらに、シロザの実で佃煮を作った。こっちは醤油味にした。キツネノチャブクロもついでに入れて煮たら面白い味になった。この他、シロザのプチプチとした食感を生かすため、鶏肉団子に混ぜてみたけど、いまいちでした。
 どれも面倒くさい作業だけど、なんでしょうね、好きなんですね。庭や畑にあるものは何でも口に入れてみたいのです。
 

 今年はキノコの出が遅い。9月26日、山形県では天然キノコ(野生きのこ)を採取して放射線量の測定を始めた。その結果、放射性ヨウ素は検出されていない。まあ、半減期が速いからね。以下は放射性セシウムの数値です。
 舞茸(西川町)不検出、平茸(高畠町)12ベクレル、ブナハリタケ(酒田市)不検出、畑シメジ(大蔵村)不検出、舞茸(尾花沢市)不検出、舞茸(鶴岡市)15ベクレル、香タケ(小国町)13ベクレル、舞茸(鮭川村)不検出、ブナハリタケ(真室川町)不検出、畑シメジ(山形市)不検出、アミタケ(上山市)39ベクレル
 そう言えば、天童市の産直では畑しめじ、舞茸、アミタケ、ナラタケが出ていたな。ナラタケの検査結果はまだ出ていないんだけど。
 
 私のキノコフィールドの西蔵王でもキノコが出始めた。採取したのは平茸とアミタケ、スギヒラタケの3つ。一昨日から店でも出した。よく洗い、茹で、またよく水に晒している。キノコの風味が落ちてしまうくらいだが、これはしようがない。私には縁のないマツタケなんか、洗わないで炭火で焼くのはちょっとアブナイかもしれない。
 

 航空機モニタリング「地表のセシウム134,137の沈着量」調査によると、西蔵王の値は10K以下と低いが、私のもう一つのキノコフィールドである天童市・水晶山コースは若干高くて10K~30Kとなっている。
天童市の野生きのこの結果が知りたいものだ。
 今年のキノコはよく洗い、よく茹で、よく水に晒して塩漬けでキマリだな。生のキノコを乾燥させるのはやめよう(戻したとき、よく出汁が効いていて旨いんだけどね)。
 
 私は、この検査結果にほっとした。
 WHOの基準によるとセシウムは10ベクレルである。これは食材1kg当たりの値なので、米ならまだしも、キノコ1kg食べるのは容易ではない。
 上記のアミタケ39ベクレルは気になるが、それでも、この数値に留まってよかったと思っている。


 そんなわけで、淨心庵も秋・冬バージョンに入ります。まずはアケビのキノコ詰めが出ました。キノコを控えていたので、パスタはカルボナーラを通年メニューにしました。そして、キノコのパスタも始まります。


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category: 淨心庵

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